実銃のP226はP220を米軍でのM9のトライアルに向けダブルカアラム化したもので、
P220と同じように大部分をプレスによりコストダウン+生産時間の短縮を図ったモデルである。
P226自体は軍や警察に人気があったようだがFBIの9mm不信により、より強力なカートに対応させる必要があった。
そこで、98年ごろにステンレスの削り出しによりスライド強度を高める改良がされた。
今作られているP226はRailも含めすべてがこの改良版のようだ。
TANAKA製のP226Railedはウエスタンアームズのライセンスによりマグナブローバックエンジンを積んでいる。
動作は、はじめは渋い気がしたが、数マガジン撃っているうちになかなかスピーディで心地よいリコイルに。
マガジンキャパシティは実銃が、9mmは15発、.40S&W/.357SIGは12発でアメリカ向けはすべて10発。
このトイガンには6mmBBが24発はいる。
また東京マルイのBBローダーも問題なく使えた。
HOP UPも昔のウエスタンアームズのHOPの様に下から突き上げる方式ではなく、
イモねじで金属ボールを押しゴムパッキンを上から押す可変HOPになっている。
従来のP22xシリーズにはマガジンにバルブロックが付いていたが、レールドからはフレーム側に付けられている。
それによりスペアマガジンが安くなるのではと期待も出来るが、定価税込み5,040円。
それでも安くなった気はするが。
外観はまぁまぁ良く、刻印においてはMADE IN GERMANYまで、殆ど本物と一緒の刻印がされている。
色合いは、購入時は保護のためだろうか?オイル漬けでマットブラックに見えたのだが、
一晩たったらあら不思議、ダークグレーに変貌。
パーティングラインは消し難いんだろう部分、トリガーガードの裏、トリガーガードのチェッカー部、
レールのロックする部分の窪みには残っているものの、その他はP228HWで見られたような荒いヤスリで削ったような処理ではなく、
全く分からないくらい丁寧に消されている。
サイトはNIGHT SIGHTSを再現していて、実際に暗闇で光るという事は無いのだがカッコイイ。
アウターバレルは通常のタイプの他に、M14の正ねじが切ってあるアウターが付属してて、このおまけもなかなかうれしい。
アウターにはライフリングも再現されている。
タナカの旧P22xシリーズにはハンマーの下にトイガンセフティがあったが、
このレールドにはそれが無くマニュアルセフティが無い状態。
個人的には旧シリーズについているセフティは真っ先に取ってしまうヒトなんでうれしいのだが、組合的にOKなんだろうか?
一つ気になったのが、ホールドオープン時スライドストップがブリーチの一部に引っかかり、
スライドの溝には負荷がかからないと何処かで聞いた記憶があるが、
この個体はブリーチの一部にあと1mm程度で届いてなく、従来の物と同様にスライドでスライドストップがかかっている。
初速
MaxiBB 0.2g
Chrony弾速器
摂氏24度
226RF | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
初速[m/s] | 71.41 | 69.65 | 71.55 | 70.19 | 71.45 | 69.39 | 69.54 | 70.16 | 70.2 | 69.99 |
High [m/s] |
low [m/s] |
高低差 [m/s] |
平均値 [m/s] |
運動エネルギー [J] |
71.55 | 69.39 | 2.16 | 70.353 | 0.495 |