カスタム集:ブローニングHP ルートパッキンの気密2
ローディングノズルとルートパッキンのより完璧な気密を求めて加工した話し。
前回の加工でも写真の通り結構隙間が空いている。
ピンクのあやしげな物はただの目薬。
ブローニングハイパワーで問題なのは、矢印のローディングノズルのBBを押し出す爪がルートパッキンの先端より突き出ている。
そのためルートパッキンを持ち上げて気密させようとすると、その爪とルートパッキン先端が接触してしまう。
さらには、ルートパッキンの後ろはこれ以上かさ上げすると丸印のシアに引っ掛かってしまう。
そこでこの角度を水平に変えて気密させてやる。
また珍しくいい加減な図を用意。 下の図の様にルートパッキンとローディングノズルの接触部を水平にして気密させてやる。
ローディングノズル側は盛って水平に、 ルートパッキン側は水平になる様にヤスリつつその分以上に持ち上げてやる。
ほぼ完成図。
ちょっとルートパッキンの真ん中が盛り上がっているが。(写真取っていないだけで今はもう少し平らにしている。)
さてさて結果だが、
気密はブローバックを指で押さえる(怪我するんで真似しない様に)のが難しいくらいには気密はされているが、まだやや抜けている。
この方法ならより完璧に気密出来ると思うのでもう少し盛りとヤスリガケをしたい。
動作はそれでもノーマルよりも前回加工よりもパフォーマンスが良くなっている。
ただ、もとよりシリンダーが大きい訳ではないのでリコイルもブローバックスピードもそれなり。
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安全な気密の確認方法は、ローディングノズルにたらふくシリコンを吹き付けマガジンを挿入し
ルートパッキンの濡れ具合を見ればだいたいわかる。