重く粘るトリガー周りを何とかしようとした話。
今回はトリガーを軽く更に遊びを少なくしようとした調節で、
トリガースプリング、トリガーストローク、シアスプリングを弄った。
まずはトリガーストロークから。
ノーマルではトリガーの遊びが多く少し引きづらい。そこで遊びを少なくしてやる。
その方法は簡単で耐久性も出せそうなトリガーを少し引いた状態でとめる方法にした。
具体的には画像で丸印をしている部分を4〜5mmくらいフレームを底上げしてやった。
強度を出すぞと意気込み1911カスタム記ブリーチチューン2でやったように、
1mmの穴を3mmくらいの深さまで空けUの字にした太さ1mmの針金
(いらなくなったメインスプリング利用)でトリガーを押さえる様に配置した。
が、今冷静に考えると耐久性的にも面倒くささ的にも5mmの真鍮の角材あたりを削って調節し、
接着剤でくっ付けるの方が良かった気がする。
ま、それほど負荷がかからないだろうし、遊びも少なくなったので(全くなくなったわけではないが)良しとしよう。
またこれをやると上の画像のように針金が見えてしまう。これ的にも黒く塗った真鍮の角材を使ったほうが良かったか。
で次はトリガースプリングを弱くする調節。このハイパワーはトリガースプリングが強く指が痛いと感じた。
そこで弱くしてやろうと。他には上に書いたトリガーストッパーの負荷を和らげる意味もある。
これも結構単純でトリガースプリングを画像のように伸ばし利きを弱めさせた。
スプリングを自作できるならそれの方が良いと思うがそんなスキルは持ち合わせていないので。
この調節だけでだいぶ軽くなったが、今度はシアスプリングの硬さが気になりだす。
そこで次はシアスプリングの調節。
この固体はかなりシアスプリングの利きがキツかったのでシアスプリングを弱める調節した。
具体的には画像でハンマー側にシアスプリングを曲げただけ。
この調節も単純だがシアスプリングを取り出すのが1911よりはるかに面倒くさく、
調節で何べんも組んではばらす事になり結構面倒で。
ついでにメインスプリングを留めているネジが少し奥までネジってあったので限界まで緩めてやった。
おそらくメーカーがメインスプリングを強めに設定したのだろうが弱めが好きなもんで。
これら全てのチューンをしてやって、手持ちの1911より多少遊びが多いが妥協範囲で、トリガーも軽くなり、
トリガーの引き具合がかなり良くなった。
しかし、まぁ、徹夜で何やってるんだか。