Get lost in BB World
WA M4A1
 File31:IRON AirSoftWILSON type TRIGGER UNIT

 WA M4用アイアンエアソフトのウィルソンタイプのトリガーユニットの紹介。

トリガーユニット1

 パッケージ
トリガーユニットがオイルまみれでそれ自体は別に良いのだが、中で暴れパックと中の厚紙がオイルまみれ。 専用のトリガーのみを密閉できるパックを用意しなさいよと思うのだが。
 内容はトリガーユニットにステンレスのトリガー・ハンマーピンが付属。
 トリガーユニットの構成は、トリガー、ディスコネクター、ハンマー、にそれぞれのスプリングが付属する。 フルオートシアは付属しない。

トリガーユニット2

 取り出すとこんな。
組み立てが楽になるってのが利点らしいが、取り付けの際はセフティを外さないとできない。 通常に組む分には問題ないが、より緻密なフィッティングをするとなると多少面倒かなと思う。

トリガーユニット10

 付属のトリガー・ハンマーピン。たぶんこれ専用ではなくデータの使い回し。

トリガーユニット7

 付属のトリガー・ハンマーピンにはセンターにも抜け防止の溝が掘られているが、 このユニットの抜け防止は写真矢印の右側のみ。 組み立てはピンの向きに注意。
 ピンの溝が太いんだか、抜け止めのバネが細いんだかで組んだ状態でピンが左右にやや動く。はっきり言ってかっこ悪い。高精度?

トリガーユニット4

 速攻で分解
ハンマーとシアのかみ合いはノーマルと同様かなり深く、ディスコネとコック位置との落差もノーマル同様かなりある。 ノーマルの亜鉛ならば仕方ないが、 スチールを使い高精度だとかトリガーフィーリングを向上だとか一つずつフィッティングしているだとか謳ってる割には、 かなりマージンを取ったお粗末な仕様。

トリガーユニット5

 じゃあ実際どうなのかって言うと、確かにトリガープルは軽くはなっているし、キレ自体も悪くない。 が、エンゲージが深いだけにグググッと引いてようやく落ちるそのストロークが非常に残念。 ディスコネクトのカチッてのもノーマルよりは幾分ましだが、やる気と工作精度があるのならもう少し何とかなったはずで残念で仕方ない。

トリガーユニット6

 トリガースプリングは押しバネとなっている。キックバネは割れやすいのでこっちの方が良いかな。
 ハンマースプリングはダブルキックバネで専用のものが使われている。 ショップで聞いたところどうやら別売はなく、折れたら丸ごと買い換えとのこと。 どうなの?それ。ただしメーカーのブログにコメントすれば何とかなるかもしれないとは言っていたが・・・。

トリガーユニット3

 そのトリガースプリングはカットして適当に曲げましたね?の処理で汚い。素人(俺のような)の処理なら許せるがもう少し何とかならなかったのか。

トリガーユニット8

 メーカーブログには写真に2カ所見えるイモねじでトリガーの遊びが調整できるとある。

トリガーユニット9

 とメーカーのブログに書いてあるが、たぶんこれロアレシーバーとのガタ取りなだけ。
その設定はロアに取り付けた後セフティーかけた状態で軽く締めてやればOK。

トリガーユニット11

 ハンマーのコロコロはただのローラーかと思っていたが分解してみたところボールベアリングを使っていた。
ハンマー自体通常より薄く必然にローラーも薄い。接触抵抗は少なくなるがボルトキャリアへのダメージは気になるところ。

 実売11,000円くらいで、高いとは思わないリーズナブルとも思えない。 出来も悪くはないのだがやや辛口に書いたのはメーカーへの期待度と言うことで。 何が言いたいかというと2ステージトリガーはより作り込んで発売頼みます。

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