File24:G&P WA M4 Assemble Parts (Frame Set)
G&P WP150B WA M4 アッセンブルパーツ フレームセットの紹介。
おそらくはG&Pのメタルレシーバーを買った人向けの商品だと思う。
はじめに書いてしまうが、実売が1万円くらいでリーズナブルと思いきや、
基本的にピン、スプリングを除いた部品は亜鉛合金で、しかもその明記がないかなり微妙なパーツ群。
インプレが出る前の発売日に買って騙された気分の人も多いかと思う。届いたのは最近だが仲間です。
御陰で最近G&P不信に陥っている。VIS用に買った部品だったが・・・。
箱の中にはロアレジーバーに必要な細かい部品全てとアッパーの部品の一部が入っている。
説明書などはないが、その部位ごとに小さい袋にまとめて梱包されているので組み立て分解が出来る人なら、
ピンやスプリングで迷うことなく組み立てられる。
ざっとその袋単位で紹介していく。
Trigger/Spring/Pin, Sear/Spring
誰が言い始めたか知らないがシアではなくディスコネクター。
ピンとスプリングは鉄。トリガーディスコネは亜鉛で塗装仕上げ。
トリガーには写真のように丸い跡がありかなり微妙。
塗装の厚みかもしれないがそのトリガーにトリガーピンを入れるのがきつかった。
トリガー自体のサイズはWA純正と同じかな?WA樹脂レシーバーにポン付けできた。
トリガーの矢印の部分にM3六角穴付きネジをねじ込んでディスコネクターの解除/ロックの調節が出来る。 ねじ込まないとディスコネクターが解除されずに発射不能になる。 逆にねじ込みすぎるとセミオートでもディスコネが機能しなく暴発フルオートになってしまう。
個人的にはこのネジはディスコネクト用だけでなく、 前やったハンマーのコックを深くする用にも使おうと考えていた。 写真のように。 しかし亜鉛製でいてしかもM3のネジ穴で肉が薄く強度が心配。 かつ前述の通りトリガーの作りもイマイチなのでこのトリガーは使わないボックス行き。 今度AABB / PRO&TのたぶんG&Pのコピーのトリガーを買おうかなと思う。 G&Pの鉄トリガーは国内販売価格が高いし、しばらくG&Pは買いたくない。
Magazine Catch/Spring, Trigger Guard
ピンとスプリングは鉄。マガジンキャッチはネジ部も含めて亜鉛で塗装仕上げ。トリガーガードはアルミのような気がする。
少し見にくいがマガジンキャッチにパーティングラインが入っていてこれも微妙。 マガジンキャッチのネジ部はWAより太くリアル形状なのかな?
Hammer,120% Hammer Spring, Hammer Pin Set
ハンマーのみが亜鉛の塗装仕上げで、ハンマースリーブ、Cリング、ピン、スプリングは鉄。
ハンマースプリングは120%の物が付属する。
WA純正より強いスプリングで通常より高圧なガスを放出できてしまうと不味い。なんで使わない。
そこら辺の検証は国内じゃエアタンクでのみ可能だろうか。もっとも持ってないので検証できないが。
ただ真夏でWA純正スプリングだとマガジンのバルブロックがかかるまで叩けないこともあったので、たぶん120%くらいなら平気だと思う。
WA純正ハンマーのピンの抜け防止用Cリングは、その固定にピンの中央にミゾが配置されている。
しかしG&Pのこれには少しよった部分にある。(写真矢印)
そのため左右どちらからピンを入れても良いようにCリングを二つ付けるようになっている。
ただそのミゾにはまる一個のCリング以外のもう一つのCリングはタダの抵抗にしかならない。
のでピンを入れる方向を決めCリング一個で組むのが良いのかなと思う。
写真のそのミゾの下にあるスリーブがハンマーの中に収まるのだがキツキツでハンマーに入らなかった。
ポン付けは不可能で加工もわりと面倒な部類。
そもそもこのハンマーも使う予定はないのでそのままいらないボックス行き。
Dust Cover Set
ダストカバーのロック部までは分らないがピンもスプリングもダストカバー本体も鉄。
ただ気になるのだがこの部品、G&Pのメタルレシーバーにも付属しているはず。
家にも不思議となぜか使っていないダストカバーが何個かある。
反対側。
Buffer Lock/Spring, Buffer Retainer Block, Bolt Rubber, Grip Screw
これもG&Pのレシーバーに付属すると思った。イノカツとPRIMEにも独自形状により似たような物が付属していた。
左上のワッシャーはグリップをネジで固定する際にゆるみ防止で使う物。
右上にはなぜか付属するボルトラバー。
その下のイモネジはたぶんテイクダウンピン ディテントスプリングの抜け止め用だと思うがよく分らない。
Bolt Stop/Spring/Pin,Firing Block/Pin,Firing Pin/Spring
ボルトストップ、ファイヤリングブロックが亜鉛で、ピン、スプリングは鉄。
ただボルトストップの矢印部にはWAのスーパーバージョン同様鉄が仕組まれている。
ここもスーパーバージョン同様にボルトストップ解除方向にスプリングのテンションがかけられている。
ただWA M4SVではスプリングのテンションを伝えるピンが入っていたが、これはスプリング直づけ。
今回このセットの中で唯一このファイヤリングブロックだけVISに使おうかと思っている。
ただしWAの純正レシーバーにもPRIMEのレシーバーにもポン付けできなかった。
Selector/Pin/Spring
セレクターが亜鉛の塗装仕上げで、ピンとスプリングは鉄。
写真の左がG&P、右がメーカー機種不明のM16系亜鉛セレクター。
G&Pは矢印の部分のマークが入っていない。
少し前までセレクターレバーは亜鉛で良いかと思っていたが、
最近純正の亜鉛セレクターがクリックさせ過ぎでゆるゆるガバガバ。
どうしようもない状態なので手持ちのWA M4系全て鉄にしようかと思っている。
なんでこれは切った貼ったでセミオートセレクターに加工して遊ぼうかなと。
Hammer Lock Set
ハンマーロックて名称だとなんのことか分らないが要するにフルオートシア。
そのオートシアは磁石がくっつかなかったが、メッキがかけられていてる為だと思う。9割方鉄。
そのほかのピン、スプリングも鉄。
オートシアワッシャーがなぜか2個ついてきたが純正は右側に一個だけ。
電動ガン用のシムが使えたので個人的には左に極薄一枚、右に厚めの一枚入れている。
ただ効果のほどはそうない。
(左側はボルトストップが露出している側)
Forward Assist/Springs/Pins
フォアードアシストとその爪が亜鉛の塗装仕上げ。そのほかのピン、スプリングは鉄。
この部品は前に中古で買った、使い道のないG&Pのアッパーに付けようかな。
しかしこうやって使わない部品が増えまた一丁できあがってしまうんだな。