15日目:トリガーチューン
前にどこかでちょろっと書いたが、ディスコネクターとシアのギャップを少なくし、
セミオートでトリガーを戻した際のカクッってのを少なくしてみたチューンのはなし。
ディスコネクターとシアのギャップを少なくするには単純にハンマーのコックを深くすればいい。
そこでまずハンマー側でノッチの前にプレートを挟む、昔1911でやった加工をしてみたのだが、
案の定というか亜鉛ハンマーが耐えきれずに壊れてしまった。
なもんでLCTのスチールハンマーを買ったのだが、これが良い出来で加工するのはもったい。そこでトリガー側で加工した。
というかスチールトリガー買いたくなかったって話しでもある。
写真のねじの部分、トリガーのハンマーが引っ掛かるシアの部分を延長させてやればコックは深くなる。
なもんでトリガーのシアの部分を適当にぶった切って、1.6の穴をあけM2のタップでねじを切り、
オートウェルド(エポキシ接着剤)塗りつつの、M2ナベねじのナベ部分を切りナットを固定させ、そのねじをトリガーにねじ込んだ。
強度確保の為デジスコネクター側に貫通穴をあけ、ねじをその限界までの長さにしている。
写真はまだ加工前のだが、このままでは少し長いくらいにワッシャーなどを咬ませ、6角のナットを丁度のところまで削り込んだ。(矢印部分)
本当は四角いナットを使いたかったが売ってなかったので一般的な六角の鉄にニッケルメッキなナットを使っている。
M2のねじも同様の鉄製。
上で無理に文で説明したがこの写真見れば全てわかりますな。
ネジは15mmくらいねじ込んでいるので強度は平気だと思うが、後はオートウェルドの強度に期待。
トリガースプリングは多少強める為曲げている。
チューン後の結果。
ハンマーが二重に見えるのは疲れ目じゃないです。
深くコックされているのがディスコネクターによる物で、浅い方がトリガーなシアによる物。
そこから更に同じ分くらいかそれより少ない分くらい移動したらノーマルのトリガーによる位置になるかな?
ハンマーの戻る感覚は、ノーマルがカクッなら、このチューンはカッって感じか。
トリガーの切れはノーマルとそんなに変わらないと思う。
今度内部全てG&Pで組む予定で、その時比べてみる予定。
このチューンをすると、ハンマーのコックが深くなる = ハンマーの加速距離が伸びるのでややセミオートでの弾速が増すかもしれない。 と言ってもコックの深さは、フルオート > ディスコネ > シアなのでフルオート2発目の初速よりは低いが。