14日目:LCT 5ベアリングハンマーとその加工
Bomber VLTOR VIS-1はパーツ揃うまで封印して
今回はLCT製Steel Hammer with Five Bearings for WA M4と、
そのベアリング交換の話し。
ノーマルハンマーを破壊してしまったので新たにスチール製のハンマーを買ってきた。
買ったのはLCT製Steel Hammer with Five Bearings for WA M4つー長ったらしい名の、WA M4用のスチールハンマーで、
商品名通りたらふくボールベアリングを使っている。
いやチョット待って、5ベアリングってどう見ても4個じゃん・・・?
と思ったら、ハンマーの軸の部分に2つ(おそらく厚みの関係で)入っていた。
1,2,3・・なるほど5個だ。
注意点のおさらいとして書いておくが、硬度の硬いハンマーを使うときはそのハンマーと接する部分の強化も必要となる。
具体的には、ディスコネクター、トリガー、ノッカー、ボルトキャリアーの4点か。(オートシアと、ピンは元からスチール)
サードパーティーの商品名のせいでよく間違うが、スチールハンマーとセットになって売っている自称シアは、実はディスコネクター。
スチールハンマーを買うときはシアとしての役割を負うトリガーもスチールかステンレスの物に交換した方がいい。
ファイヤリングプレート(ノッカー)に関しては、その先の放出バルブがアルミな点もあり、
部品単価からバルブにダメージ負わすよりノッカーにダメージ行った方がいいかなと思う。
確かG&Pからステンレスシャフトの放出バルブが出ていて、それに交換がベストなんだろうが、予算がね。
更にこのハンマーではボルトにぶつかる部分にボールベアリングを使っている。
ボールベアリング自体衝撃に弱いがその観点以外にも、
亜鉛又はアルミ製のボルトキャリアーを使っていれば、それへのダメージも気になる。
もっともスチールかステンレスのボルトキャリアーにしていればそういった心配はないのだろうが。
個人的には、んな硬さのボルトじゃバルブロックの加工できないじゃん?ってことで購入しない。
と言うことでボルトキャリアーへのダメージを減らすべく、ボールベアリングを樹脂のワッシャーに交換してみた。
ここのベールベアリングのサイズは内径4mm、外形8mm、厚さ3mm。
用意したワッシャーは内径3mm、外形8mm、厚さ0.8mmと
内径4mm、外形10mm、厚さ0.8mmの2種類。
ワッシャーの素材はどちらもポリカーボネート。樹脂としては最高峰の耐衝撃性かと思う。
どちらを使うにせよ加工が必要で、内径を広げるか、外形を縮めるか。
厚みは1枚薄くするか外形の小さい金属のワッシャー咬ますのも手だが面倒なので3枚重ねの2.4mmで
内径4mm、外形10mmをベールベアリングと合わすとこんな。
内径3mm、外形8mm。
内径4mm、外形10mmをそのまま組むとこんな。
意外といけるんじゃと思い組んでみたが、これはないか。これにしたらノッカー叩けないかも。
で内径3mm、外形8mmの穴を4mmに広げた。
ややボロボロになったが撃ってりゃすぐそうなるだろうんで気にしない。
結構コロコロ回る。良い感じ。
実は一番上の写真と次の写真は交換済みの物だったりする。
このハンマーのもう一つの注意点はハンマーピン抜け止めのCリングを入れるスペースがない。
ハンマースリーブの矢印の部分を削りCリングのスペースを確保してやった。もう鉄は削りたくないよ。
ポリカワッシャーの耐久性についてはまだわからないが、壊れたらまたここに追記したいと思う。 数百発で破損と言うことはないと思うが。