11日目:HOP UP改善2
前回の改善ではイマイチの効果だったので、もう少し深くチャンバーパッキンを触ってみた。
前回の改善での効果はMAXI0.25BB使用して12mレンジで118mmのプレートに10発撃って8か9発当たるくらいであった。
その後のマガジントラブルでターゲットペーパーには撃っていないがグルーピングは118mm以上。
どうにか60mm台になれ。
前回は千切れそうで怖くてしなかったが、前回を超える加工となるとパッキンを裏ッ返すしか思いつかなく、
思い切って裏ッ返してみた。上がノーマルのHOPパッキン。下が比較用に置いたこれまた裏ッ返したマルイの電動ガン用のパッキン。
どっちも千切れることなく裏ッ返すことが出来た。
前回の加工は厚さを薄くすることにこだわったが、こう見比べるとHOPの突起の太さが全然違う。
ここをマルイと似た様な形状にしつつパッキンも薄くする方向で加工。
リューター、組ヤスリ、耐水ペーパー#600、シリコンオイルを駆使してこんな感じに仕上げ。 真ん中に縦すじを入れてもいいかなと思ったが、加工精度的に逆に当たらなくなる気がしたのでやめておいた。 裏ッ返しを戻して前回の加工と同様にパッキンを薄する加工も実行。
組むとこんな。
写真ではインナーバレルをメッキのかかったSCW Ver.3 1911 5インチの物を組んでいる。
どうもノーマルの真鍮むき出しのは内径が大きすぎて比較的径の小さいBBでは安定しない気がしたので。
バレル長は半分以下、初速も多少下がってしまうが、バレル長はグルーピングには関係ないと信じましょう。
(本当は6インチのバレルが欲しかったのだが。)
1911とM4のチャンバー(HOP)パッキン自体は同じ物を使っている(はず)。
んでバレルは回転防止の切りかきが上下逆なのと、Oリングをはめる箇所の小加工で取り付けられる。
銃口側から覗いた様子。BBはまぁまぁ中心に来ているかな。ここに来る様にパッキンを何回か裏ッ返している。
2コ上の裏ッ返した加工写真はここに来るまでの加工途中のだったりして。
室内5m、5発、MAIXBB 0.25g、マガジン表面温度25.4度、初弾初速71.2m/s、室温21度
数字は半径。?は着弾した付近に着弾し大穴があき、どこに当たったかよく分らないので予想。
シューティングレンジで2度連続でイヤンなミス(リップ破壊、部品組み忘れ)をしたので、
とりあえず家の距離5mで試してみた。結果20mmくらいに収まった。
結構いいでしょ。といってもHOPの具合でばらけはじめるのは10〜12mくらいかな?
なんで5mではイマイチ判断しにくい。
そういう訳でまたそのうちアソビットに行くこう。
しかしアソビットは値段も安くて良いのだが最長レンジが13mともう少し距離が欲しい。
関東圏で20mくらいの室内レンジないだろうか。
もう少しHOPの形状で遊ぼうかと、加工した翌日スペア(1911用指定で)パッキンを何個か買ったのだが・・・。
上新、下旧
あ、あれ?今した加工と似た様な風に何気にマイナーチェンジされてる。
09年の6月に買ったM4SVでは旧タイプのチャンバーだったからそれ以降か?
この苦労は何だったのさ。
ま、ままま、まぁ手間が省けたとして縦すじ入れたりしていじくり倒してやるさ。