5日目:バルブロックのタイミング
バルブロックのタイミングの変更の話。
さてさて理屈を書いておくと、ガスブローバックガンのボルト(スライド)の後退成分は、
ガスを放出してる間が+の加速、
ガスカットしてからの慣性移動中が-の加速(減速)になる。
+の加速の限界距離はピストンがシリンダーから抜けるまでで、今回はそのギリギリのところでガスの放出をカットし、
ボルトの後退速度を速めるってチューン。
つい勢いに任せて削りだしたが、そういえば削る前の写真取り忘れた。
削り中の写真。
ノーマルの放出距離は15mmくらいだったかな
疲れた。これでも自分にしちゃ丁寧に削った方。普段ならリューター、ギュイーーンで終了。
でも今回はリューターの後、組ヤスリ、仕上げに軽くペーパーまでかけた。
距離はノーマルの倍以上になったはず。
それでもまだ5mm位マージンがある。
黒染めしたが色が違う。アルミブラックはアルミ用って事か
写真は削り終わってから50発目くらい試射したあとのもの
結果
SoundEngine Freeの波形
だいたい12.2rps位。
ノーマルが11.8
その差3%
誤差じゃない!これは誤差じゃないんだ
だって3%が誤差だったら
小学生がためにためた小遣いの600円。
るんるん気分で買いに行ったミニ四駆。
税込み618円
その18円に泣いた記憶まで誤差になってしまうじゃないですか
もう何書いてるのか
と、ここまで書いといてなんだが、
たいした効果はないと1911のブリーチチューンの時の結末からある程度予想していた。
ガスガンのエンジンで難しいのはガソリンと違ってシリンダー内で爆発する訳じゃないって点だと思う。
要するに最大の圧はマガジン内のそれで、ガスを使えば使うほど圧力は弱まっていく。
そう言うこともあって単純にシリンダーの容積を増やせばいいのかというとかなり微妙な話。
何はともあれ今回のチューンで重いものを動かす力は増していると思う。
そこでこれから予定している120%くらいのリコイルスプリング、ボルト及びリコイルスプリングガイドの軽量化ここらあたりとの相乗効果に期待と言うことで。
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